ボリビアはかなり標高の高い国で、ウユニ塩湖で有名なウユニが約3700m、ボリビアの首都ラパスが約3650mと富士山の山頂とほぼ変わりません。
ぼくはボリビアに到着後、高山病のリスクを上げるNG行動を知らずのうちに連発した結果、肺にダメージが出るほどの重度の高山病になり入院し、入院代8万円を羽目になりました。
ぼくのような重度の高山病にならないために、実際に重度の高山病になったぼくだからこそわかるまじでやっておいたほうが良い高山病対策をシェアします。
高山病にならないために
1 過剰な飲酒を控える
確かにぼくも高山病になる数日前に過剰な飲酒をしていました。
この過剰な飲酒も今回の高山病の原因の一つだと思います。
2 高山病の薬を飲む、予備の薬も携帯しておく(特に大事)
ぼくは日本国内の登山でも3000メートルを超えると高山病の症状が出るタイプだったのですが、ウユニでは大丈夫だろうと謎にたかを括り高山病の薬を飲まなかったのも原因かと思われます。
ボリビアに到着してまだ体が高度に慣れないうちは、高山病の薬を飲み、高山病の症状がなくなったとしても予備の高山病の薬を携帯しておくことをオススメします。
ぼくは高山病の影響で深夜に咳が止まらなくなりましたが、予備の高山病の薬を持っていなかったためコカ茶で気を紛らわすしかありませんでした。

クスコにもウユニにもたくさんの薬局があり、どこでも高山病の薬はかなり安く買えるので予備で持っておくと良いと思います。
薬はタブレットタイプで一粒から購入でき、確か一粒4ボリビアーノ、90円もしないくらいだったと思います。
ボリビアでメジャーな高山病の薬はソロッチェピルと呼ばれる薬のようです。
薬局で「ソロッチェピルはないけど、その類似薬ならある」と言われ、信頼できそうな薬剤師さんだったので一粒だけ購入しましたが、もう少し多めに買っておくべきでした。
3 寝不足も原因の一つ
寝不足も高山病の原因の一つになりうるようです。
ぼくは深夜に高山病の症状がかなりひどくなったのですが、前日は確かに十分な睡眠が取れていませんでした。
ただ、こればかりは寝ようと思っても寝られない夜もあるので、日中から高山病のリスクを下げる他の具体的な対策を取っておくと良いと思います。
4 こまめに水分補給をする(特に大事)
体の水分が不足すると血流が悪くなり、酸素の供給も不足してしまいます。
こまめに水分を補給できるように、すぐ取り出しやすいところに水分を入れておくというのも良い対策だと思います。
5 十分な栄養補給(特に大事)
実際に高山病になったぼくが感じた高山病対策で1番大事なことは十分な栄養補給です。
実際に高山病で入院したときも栄養が不足していたのかたくさんの点滴を受けたので、やはり栄養補給は大事だと思います。

節約のために食事をお菓子で済ませたり、食費を少しでもケチるために栄養が少ないものを食べるはやめた方が良いと思います。
特に3000メートルの高地にいる時は意識的に十分な栄養がとれるごはんをしっかりと食べることが高山病対策になります。
以上の5つで高山病のリスクをかなり減らすことができると思います。
時期次第で乾季と雨季の両方のウユニが見れるかも!
ぼくがウユニ塩湖を訪れたのは11月の後半でしたが、雨季の鏡張りのウユニ塩湖と乾季の真っ白なウユニ塩湖の両方を見ることができました!


高山病で入院した場合の処置について
まずはじめに問診を受け、聴診器などを使い体の状態を確認されます。必要な場合はレントゲンも撮影します。
血液検査に同意すれば、血液の状態から異常がないかも詳しく診てもらえます。
酸素が足りない場合は酸素ボンベなどを使用します。

一晩中、点滴と酸素ボンベの使用、経過観察もしてもらい、翌日には酸素ボンベ無しでも酸素量が安定するようになったので、退院できることになりました。
元気になり一件落着かと思いきや、お会計が8万円‥‥。
高山病のダメージから回復したものの、さらに金銭的大ダメージを喰らい、再び瀕死状態に戻ったぼくなのでした。
まとめ
高山病はこちらで挙げた5つの対策でかなりリスクを減らせます。
薬を飲み、十分な栄養と水分が取れていれば問題ないと思います。
ぼくのように肺にまでダメージが出るほどのひどい高山病になって高額な入院費を払わないためにも高山病対策は怠らないようにして、ボリビアで最高の思い出をつくってください!