北インドとは全く雰囲気の違う南インド。
南インドはまだ外国人観光客も多くないので、落ち着いてインド本来の奥深さを楽しめます。
北インドに劣らず見どころも多いですが、観光客がまだ多くない分情報も少ないので、今回は南インドのおすすめ観光ルートと格安移動手段について紹介します。
ここでは、ぼくが実際に使った格安移動手段を紹介するので、もっと快適でスピーディーな移動をしたい方は、参考程度にしてください。
日本→ベトナムのホーチミン→インドのコーチン
コーチン空港までの最安の航空便は日本の出発地によっても変わると思いますが、ぼくは関西空港からホーチミンのタンソンニャット空港を経由し、コーチン空港へと飛びました。
日本からインドのチェンナイ空港に飛ぶという選択肢もありますが、チェンナイ空港から入るとSIMカードのゲットが難しいというブログ記事があったので、ぼくはコーチン空港から南インド旅をスタートすることにしました。
SIMカードではなくeSIMを使う方、SIMカードを日本で準備する方もチェンナイ空港スタートでも問題ないですね。
チェンナイ空港スタートにすれば、コーチン~カニャークマリを往復せず一筆書きで旅ができます。
日本からチェンナイ空港よりもコーチン空港への航空券の方が安かったのもコーチン空港スタートにした理由の一つです。
実際にチェンナイ空港でSIMカードのゲットが難しいかどうかはわからないので、最新の情報をお持ちの方は教えてください!
ぼくが紹介するルートと逆ルートを旅するのもグッド👍
ぼくは南部から北上しましたが、ぼくとは逆のルートをとるのもすごくありだと思います。
旅の最後をインド最南端カニャークマリからの雄大な朝日、夕日で締めくくるのはかなりエモいと思います。
ぼくとは逆のルートを取る場合はチェンナイ空港をゴールにしても全く問題ないですね。
コーチン空港からコーチン市内 バス
コーチン空港T3からコーチン市内へのバスは空港を出てまっすぐです。
わからなければ近くの警備員の方に聞くと教えてくれます。
バス停から空港を見た写真です。
バスは30分間隔で出ているようで、運転手によっては定刻より10分ほど早めに出発することもあるようです。
こちらのバスに乗りました。
コーチン市内からティルバナンタプラム 列車
コーチン市内からティルバナンタプラム(Thiruvananthapuram)までは列車で向かいました。
ティルバナンタプラムはトリバンドラムとも呼ばれます。
運賃は80ルピー、日本円で136円でした!安い!
ですが、インドの公共交通機関はやはり時間通りに行かないことも多いので、これもインドっぽくておもしろいなぁという寛大な心で待ちましょう。
ティルバナンタプラムからカニャークマリ 列車
ティルバナンタプラムからカニャークマリまでは列車で3時間ほどです。
チケットをネットで買う方法がわからなかったので、ティルバナンタプラム駅のチケット売り場で買いました。
扇風機付きの1番安い車両に乗って85円でした!安すぎて怖いくらいですね(笑)
一番安い車両に冷房設備はもちろんなく、申し訳程度に点在する扇風機とインド人との密着、不思議な匂い、カオスな空間、、、
こんな経験はなかなかできないと思います。
列車は走行中もドアがあけっぱなしなことが多いので、ドア側はなんとしても避けてください。かなり怖いと思います。
これは南インドならではの経験になると思うので、男性陣は一番安い車両に乗るのもおすすめです!
数十円お金を出せば、ゆったりとできる車両にも乗れるので、その時の体調や気分で車両を選んでも良いと思います。
カニャークマリからティルバナンタプラム 列車
行きと同じく列車でティルバナンタプラムまで戻ります。
今回は数十円課金して、一つ上のグレードの車両に乗りました。
ほぼ車両貸し切り状態でゆったりと鉄道旅を楽しみました。
ティルバナンタプラムからアレッピー バス
ティルバナンタプラム駅の近くにバス乗り場があるので、アレッピー行きのバス乗り場はどこか尋ねながら向かってください。
ティルバナンタプラム駅からアレッピー行きのバス乗り場までは徒歩で3〜4分ほどです。
ティルバナンタプラムからアレッピーまではバスで330円です。
アレッピーはアレップーザとも呼ばれます。
ぼくの南インドの一番のお気に入りはここ、アレッピーです。人がとても優しく、ピュアで、川沿いのゆったりとした人々の暮らしに癒されること間違いなしです。
アレッピーからコーチン バス
どのバスに乗れば良いのかなかなか分かりづらいので、親切そうな人を探してコーチン行きのバスはどれか、どこで待てば良いのか聞きましょう。
ぼくはバス停でたまたまアレッピー近くまで行くインド人の優しいおっちゃんに出会って、一緒にバスに乗り楽しくおしゃべりして、無事にアレッピーに着くことができました。
南インド人の1番の魅力は人の優しさだと思います。
臆せずに話しかけることで、旅がもっと楽しくなる可能性が高まると思います。
もちろんできるだけ人と話したくない時や疲れている時もあると思うので、そういう時は無理をせずコミュニケーションを最低限にとどめるのも、楽しく旅をする上では大事だと思います。
コーチンからバンガロール 列車
コーチン駅に着いたら電光掲示板で乗り場を確認し、駅のスタッフや同じホームで待っている人にも乗り場を確認しダブルチェックすると安心ですね。
今回も列車の到着が遅れましたが、列車の到着予定時刻がリアルタイムで表示されるアプリもあるようで、近くのインド人にあと何分でバンガロール行きが来るよと教えてもらい無事に列車に乗れました。
駅員ももちろん列車のリアルタイムの運行状況を把握しているので、列車がいつ頃到着するか教えてもらえます。
ぼくはアジアの列車の予約は12Goという予約サイトで取ることが多いです。
日本語対応もしていますし、料金も安く、操作がわかりやすくておすすめです。
駅には有料の待合室が付いているところもあるので、暑かったり、虫が多かったり、待ち時間が長かったりすれば、数十円課金して待合室を使うのも賢明な選択だと思います。
バンガロールからハンピ 夜行列車
バンガロールからハンピまでの夜行列車は2400円でした。
夜行バスでハンピまで行く場合と大して値段は変わりません。
列車にはトイレもついているのでお腹が心配な場合も安心です。
ただ、バンガロールからハンピまで直接列車で行けないので、ハンピの近くの街ホスペット駅まで列車で行き、そこからハンピの近くの宿までトゥクトゥクで向かいました。
ハンピからゴア 夜行バス
ホスペット駅の近くからゴア行きの夜行バスが出ていたので、そちらに乗りました。
KSRTC Bus Standという大きなバスステーションに荷物預け室があったので30ルピー(50円ほど)で荷物を預けて、近くのカフェでゆっくりしたり、晩ご飯を食べて夜行バスの時間を待ちました。
少し余裕を持ってバス停に向かい無事にバスに乗り込み、翌朝ゴアに到着しました。
そしてゴアでインド名物キングフィッシャービールを飲んで南インド旅の締めくくりをしました!
サイダーとビールの中間のような味でとても飲みやすく普段ビールを飲まない人にもおすすめです!
ゴアからゴア国際空港
グーグルマップでゴア国際空港までのルートを調べ、ゴアの宿近くからローカルバスを乗り継ぎ空港まで向かいました。
まとめ
ぼくはこれまで18カ国旅をしましたが、やはりインドがぼくにとっては1番刺激的で学びも多かった国です!
南インドは北インドに劣らず、見どころが多く、素敵な人との出会いもたくさんあるので、ぼくのおすすめルートを参考に南インドのディープな旅に出発しましょう!!
一緒にインド沼にハマりましょ〜!