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【ブラジルで襲撃された件】中南米で夜に街を出歩くのはやはり超危険。

海外で夜に出歩くのは危険というのは、当たり前すぎて誰も今更言う人はほとんどいませんが、やっぱり危険だということを今回身をもって実感しました。

アフリカやアジアとは違い、中南米は銃があるので特に夜間に出歩くのは最悪の事態を覚悟しなければなりません。

ぼくはそんな旅の基本を忘れ、まぁ大丈夫だろと舐めてかかり最悪の事態に直面したので、ぼくのこの経験を反面教師としてください。

空港に夜到着し、バスでホテルに向かう

ブラジルのサンパウロ空港に20時半に到着し、そこから諸々の手続きを済ませた頃には22時になっていました。

22時に空港からバスでホテルに向かいました。

この時点で完全なミスでした。

ぼくのミス①中南米で夜に外出する

中南米ではdoor to doorであっても夜に外出するのは危険です。

かきお

実際にぼくがこの日泊まった宿の真ん前に、3人のホームレスが寝ていました。外国人が来るのを待っていたのかもしれません。

タクシーで宿に着いたとしても夜間は危険が潜んでいることがわかります。

節約のため最寄り駅から宿まで歩く

宿の最寄りのバス停に着きました。

せめてタクシーを使うべきでしたが、ヨーロッパ旅行で平和ボケしていたのか宿までの20分を歩くことにしました。

歩き始めてすぐに道路の真ん中で用を足している人、空虚を見つめている人、テントを張る路上生活者がかなりたくさんいることが分かり、治安が最悪なことが一目でわかりました。

引き返すにはもう遅いところまで来ていたので、なんとか人目につかないよう足早にホテルに向かうことにしました。

ホテルまでの最短距離を行くには人気のない暗い一本道を通るしかありませんでした。

路上生活者に声をかけられる

その一本道の途中で路上生活者に声をかけられましたがぼくはそれを無視して進みました。

何かを言いながらぼくのあとをつけているようでしたが、ぼくは無視を決め進み続けました。

そして前から別の路上生活者がやってきて嫌な予感がしました。

路上生活者2人に襲われる

悪い予感通りに前からやってきた路上生活者とすれ違う瞬間にバックパックを思い切り引っ張られました。

一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、向こうも必死の形相でこちらに向かってきていたので最悪の状況にあることをすぐに理解しました。

幸いにもぼくが長年愛用してきた古いバックパックは引っ張られた拍子に紐がちぎれバランスを崩さずに済み、相手も武器を持っていないようだったので臨戦態勢を取りました。

ぼくのミス②襲撃されたが応戦した

強盗などに襲われた時は手持ちの貴重品を全て差し出すというのが基本です。

応戦したり、盗られたものを取り返そうとし追いかけたりして銃で撃たれたりすることも多いようです。

かきお

相手が武器を隠し持っていたり、仲間が増えたりしていたらぼくの命もなかったかもしれません。

目の前の人が全身全霊で自分に向かってくる恐怖

スマホを渡せと言われましたが、そんな簡単に渡してなるものかとぼくはそれに応じずこちらも狂人となって応戦することにしました。

ぼくは野生の人間となり腹の底から吠え相手に向かって行きました。

すると相手は少し怯み、少し距離ができました。

しかし相手も生きるために目の前の旅行者からなんとか金目の物を奪おうと本気でこちらへ向かってきます。

かきお

人生で初めて目の前の人間が自分に対して全身全霊で向かってくる恐怖を知りました。

なんとか逃げ切る

その後もしばらく相手はぼくの持ち物を奪おうと追いかけてきましたが、ぼくは全速力で走り続け何とか逃げ切ることができました。

そのあとなんとか宿にたどり着きましたが、ずっとドキドキが止まらずその日はほぼ寝ることができませんでした。

こんな経験はもう二度としたくないです。

まとめ

ぼくは相手に向かって行きましたが、相手が武器を隠し持っていたり、仲間が増えていたりすれば命はなかったはずです。

ぼくのような最悪の状況に直面しないように、夜は絶対に出歩かない、昼であっても治安が良くない場所ではケチらずタクシーを使ったり、できるだけ人通りのある道を選ぶなどして、魅力的な中南米の旅を楽しんでください。

ABOUT ME
かきお
ぼくは大学卒業後、内定を辞退し、2年半に渡り農家、漁師、猟師さんの下で修業をし、お金を貯め世界一周に出た者です。内定を辞退したと書きましたがシンプルに就活に失敗しただけです(笑)